社会医療法人真泉会

今治第一病院

放射線部

心臓・血管撮影室

 カテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、目的の血管に造影剤を注入し撮影を行います。急性心筋梗塞(AMI)等の場合にはカテーテルを用い目的の血管を造影撮影後直ちに、バルーンカテーテルで狭窄した血管を拡張させ、ステントを留置し血液の再疎通を行います。またこの部屋では腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療も行なっております。

血管撮影装置

 当院ではアームを2機装備した、バイプレーン型の撮影装置を採用しています。2つのFPD検出器を備え歪の少ない鮮明な画像を提供する事が可能になりました。バイプレーンシステムを組んでいる事で、同時に2方向からの撮影が可能で、造影剤使用量の低減、検査や治療時間の短縮などが図られます。またFPDのバージョン更新により更なる被曝の低減と鮮鋭度の向上が行われ、ステントの留置や治療を効率良く行うことが可能になりました。

血管撮影画像

©shinsenkai imabari daiichi byouin