新人看護師にとって最初の大きな壁ともいえるのがリアリティショックです。当院では、このリアリティショックを少しでも和らげスムーズに職場適応できることを目的として、平成28年度から新たにローテーション研修を導入しました。一部署だけでは身につけにくい疾患別看護や技術を他部署を回り体験し、応用力も備えた看護師の基盤づくりを目指しています。
所属部署に配属されると教育担当者が中心となり部署内教育を展開していきます。チーム及び病棟全体で臨床実践を指導し、医療チームの重要な一員として「看護の役割」を果たしていけるよう支援しています。また、院外研修の情報提供、外部講師を招いての研修企画など教育環境の充実に努めています。
院内の新人看護職員臨床研修では、教育・研修責任者/担当者を中心に新人教育や院内研修を企画・運営しています。専門的知識や看護技術を習得し、人間性豊かな看護職員を育てるために新人看護師が送る一年は特に重視し、その後の各人の長期的なキャリアの土台が確かなものとなるよう支援しています。
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